名車再生!「ポルシェ・924」放送1回目 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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名車再生!クラシックカーディーラーズ
「ポルシェ・924」放送1回目 YouTube動画

感想
ネットをいろいろ漁っていたら、この番組の記念すべき第1回目の放送を見つけた。マイクのなんとスマートなことよ!
このポルシェは比較的入手し易いという事で、街でも良く見た。
昔は塗膜がしっかり厚かったから、研磨でも行けたんだろう。
しかし昔の板金仕事はけっこう荒っぽいな(穴あけて引っ張る)
だが現在でも金具をスポット溶接で付けて引っ張るんだから、似たようなものか。
初回の交渉で「現金がこれだけしかない」と言われて屈したのでは、先が思いやられる・・・

番組動画
前編

 

後編

 


内容  Season1
924は911の様な高級車ではなく、より一般の人にアピールした。'80年代らしさが魅力。

斬新なルックス。耐久性にも定評がある。
アウディとの連携で'76年から生産。125PS、2ℓエンジン搭載。
我々が探すのは1000ポンド以下の車。専門誌2冊から探す。
希望買価850ポンド。売主はティムさん。Telするマイク。
見に行くとドアに凹みあり、デカールは欠け、塗装色褪せ。
テストドライブするマイク。924は久しぶり・・・
エンジンの大部分はアウディと共通。後方からノイズが。
それをダシにして値引き交渉→700ポンドになった。

車を見るエド。凹みか・・塗装のくすみは磨けば何とかなる。

「デカールは僕が探すよ」とマイク。

まずリヤクォーターパネルの凹みから取り掛かるエド。
トリムとデカールの剥がし作業(ドライヤーで温めると簡単)


ボディに穴を開けてスライドハンマーの先をネジ込み、引く方向の衝撃で引っ張り出す。

ある程度出たらハンマーで形を整え、穴を溶接で塞ぎグラインダーで整える。


ドアは凹みがひどいため中古品と交換する。


マイクがスクラップ業者に出向いて、左ドアと左右のドアミラーを入手した。
ドアの交換は内張りを外して、ドアヒンジの締結部に印を付けてからネジを緩める。付ける時はその印を頼りにする。
クォーターパネルの塗装準備。パテ塗り、研磨、サフェーサー塗装まで行った。

局部の塗装だと目立つため、クォーターパネル全体を塗装する。塗料は数回に分けて塗る。

全体の塗装部はポリッシャーとコンパウンドで磨く。改善した。


ホイールはお粗末。ショットブラストは費用が嵩むため、洗剤とブラシで掃除し、コンパウンドで削る。セルロース系の塗料でサテンブラックを3度塗装。上にラッカー。

好印象になった。

 

作業終了しマイクに説明するエド。

マイクからハブキャップのプレゼント。


次いでサイドブレーキ修理。壊れていたため中古品に交換。


サイドブレーキのチェックランプも確実に取り付ける。

音を出していたエキゾーストパイプは、後ろ半分だけが交換されており、一部がボディに接触。固定ネジを緩め、マフラー本体を5mmほどハンマーで叩き移動→音は解決した。


ボンネットを開け、エンジン回りの整備。

オイル、オイルエレメント交換。エアーエレメント交換。

スパークプラグ交換。
ディストリビューターのローターアーム交換。キャップのターミナルにも腐食が見られたため、キャップも交換。


内装は見すぼらしいのでテコ入れ。シフトレバーを新品に。
ステアリングはクリーナーで磨く。

シリコン系はテカって安っぽくなるため選定には注意。

次いでサイドデカール貼り(純正はなく代替品)


費用一覧            円換算(¥190/£)
Car             700  133,000
Salvage       175    33,250
Paint             40     7,600
Others          95    18,050
Total       1,010  191,900

テストドライブで感動するマイク。


売り方を考えるマイク。サンルーフで夏を前面に打ち出す。
広告は専門誌に打った。あまり欲張らず1750ポンド。

買い手は車に詳しそう(手強い・・・)
気に入ったものの提示価格に難色を示す。1400と1600の攻防。
「今なら現金1500ポンド持ってる」握手するマイク。